カンボジアエンタメ研究家、「ぢゃ」のほうのぢゃがいもです。
当ブログでも何度かお伝えしてきましたが、
カンボジアにはまだまだ「音楽」にしろ「ダンス」にしろ、
「オリジナル」が少ないです。
そもそも「オリジナル音楽業界」なんて、
どんな音楽業界?って思っちゃいますよね。
日本人の感覚だと「オリジナル」が当たり前なので、
カバーソングを「カバー」って公表するかと思いますが、
カンボジアのオリジナル歌手は、
オリジナル曲を「オリジナルでっせ」と公表する、
みなコレやってます。
「カバー」「コピー」が当たり前になっているので、
オリジナル曲だとアピールすることに意味があるわけです。
他人の曲を歌詞だけ変えて歌っちゃう。
メロディーをちょっとだけ変えて自分のモノにしちゃう。
ダンスの振付けはコピーばかり。(特にk-popのダンス)
MVの構成なんかもプロがみれば「オリジナルではないな」
とわかる、そんな感じ。
カンボジアからスーパースターを輩出する、
CSA(CambodiaStarsAcademy)は、
そんなカンボジアの現状を変えたい、
と望む若者たちと共に結成され、
CSARecordsからは"YourLifeIsYours""HAPPINESS"の2曲、
そしてオリジナルダンサークルーとして"POLARIX"が誕生しました。
【POLARIX】バンコクのダンスバトル、出場権を獲得しましたっ!
バンコクのダンスバトルに、カンボジアから唯一Polarixが出場します。
サポートしていただける企業さま個人さま、大募集中☆☆
まだまだ「コピー」が蔓延しているカンボジア、
しかし「才能ある歌手」にスポットを当て、
サポートする企業もあります。
その最大手が、
カンボジアで携帯シェア第2位を誇る、
smartです。
ユニバーサルミュージックとがっつりタッグを組み、
Mega Concertを主催。
2015年は5月にDemi Lovato、12月にJessie J がカンボジアに呼びました。
カンボジア第2位の通信会社【smart】&Universal Music主催、Mega Concert 2015
カンボジアではCDもコピー品が蔓延し、
イベントなどで歌手が歌っていても、
そのお金は一般のひとからではなく、
アンコールビールといったスポンサーから歌手に支払われてきました。
「お金を払って音楽を聞く」
という感覚が、
育たない環境が長いこと続いたんですね。
いままでの有名な歌手は、
例えば超有名歌手プリアップソバット氏が所属するプロダクション、
ここはテレビ局、ラジオ、など多く所有しています。
なので極端な話、
「歌以外」でも食べていける環境があった。
その環境に適応できた人が残った、そんな感じでした。
※けしてプリアップソバットさんをどうこう言っているわけではありません。
いまでも一番人気なアーティストです。
「音楽に対価を払う」
mega concertもその役割を果たしています。
先月開催されたEDM Cambodiaでのイベントでもそうですが、
チケット制の音楽イベントに、だんだんと人が集まるようになってきています。
カンボジア人オリジナル歌手をサポート、smart music
一番上、左から
-Laura Mom
-Kmeng Khmer (Ponlue ; Socheat)
-G-Davith
-Adda
-Tena
2段目左から
-Oun
-Unknown
-Unknown
-P-sand
-Kanchana
-Unknown
3段目左から
-Ma Chanpanha
-Sorya
-Seyha
-propey
-Small World Small Band
-Nikki Nikki
・・・画像はsmartウェブサイトより
smart musicでは7月&8月、
support khmer musicというキャンペーンを実施、
上記16組のオリジナル歌手を大々的にアピールしています。
ワタシが知っているのは、
Laura Mom、Kmeng Khmer、Adda、
Ma Chanpanha、Nikki Nikki
といった感じですね。
smart musicを通じて、
これらアーティストの曲をダウンロードができるシステムです。
Nikki Nikkiとは、
イオンの和民で一緒に写真撮ってもらってます。
CSAのカンボジア人スタッフに聞いたのですが、
何人かが「名前わかんない」ってことでした。
ワタシも調べることできず・・unknownのままです。
カンボジアのオリジナル音楽業界がアツくなるから!
つまりはその波にきっちり乗っかって、
CSARecordsからもスーパースターを、
がんがんカンボジアに輩出しますっ!
なのでこのチャンスにぜひCSAをサポートしてくださいっ!
出資してくださいっ!
カンボジアの音楽シーンを一緒に盛り上げてくださいっ!
これが一番伝えたかったのです。
ぢゃがいも@はっぴぃ量産型
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