カンボジア選択授業日記は、素の表情が書かれていて見入ってしまう。
ただいま雨季まっただ中のシェムリアップ。
日中どんなに暑くても、どこかのタイミングで「ざざぁー」っとスコールが降ります。
・・・でも昨日の昼間は暑かった、、。
午後、シェムリアップでCSA(Cambodia Stars Academy)の総監督もしていてるZarusova夫妻が美術や音楽、体育など教えている地元の小学校に久々に伺いました。
ここの児童さんの何人かは「恋するフォーチュンクッキー」に出演してくれてます☆
今回は6年生ラストの音楽試験の特別審査員ということで、それぞれ音楽のグループの発表をみさせてもらいました。
カンボジアでは(少なくともシェムリアップの公立学校では)、音楽の授業はないみたいです。
なので、いわゆる”音痴”というのが日本人の考える音痴のは桁が違うくらいオンチなんだとか。
リズムがとれないらしいんですね。4拍子とか3拍子とかの概念がない?
教育がなければ、そうなるのも仕方がないのかな。
(授業の様子やそのあたりの苦労は選択授業日記をご覧ください。)
カンボジアの学校制度について、私は知らないことが多いです。
今回の音楽発表会は当初28日(月)に予定されていたそうですが、急きょ26日に変更となりました。
その理由は・・・
予定では7/31まで学校の予定だったが、先生方が農作業で忙しく(←カンボジアの公立小学校の先生方の給料は、月給¥10000弱ととても少額。先生方は農業などの副業をして生計を立てている)、急遽、今週で授業が終わらせ、夏休みに突入することにしたらしい… 選択授業日記より抜粋
そのような環境下では「主要五科目」を教えることも容易ではなさそうなわけで、
音楽や美術などが教えられるようになるのは・・・。 まだまだ先なのかな。
発表は太鼓、歌、ダンス、ピアニカ。
みんなとっても楽しそうに発表してくれました。
私は午後の部からの参加だったので「辛口評価でいこう。ダメだったら1もきちんとだすぞ」と意気込んでいましたが
午前の部から参加していたみなさんに聞くと「4評価でも結構こどもたちへこむよ」。
とのこと。
・・・結局最初の組から「5」をだしてしまいました。
発表はどの組もとても上手で、なによりみな笑顔が輝いていました。
楽しそうに弾く。楽しそうに歌う。楽しそうに踊る。
まさしく「音を楽しむ」姿なんだな~って、感動しました。
本業とは別にこのように「感動できる場」を提供しているZarusovaのお二人にも、
ただただ「すごいな~」と思いました。
こどもたちには、これからも音楽を楽しんでいける人になってほしいな。
感動をありがとうございました。
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