CSA初アイドルグループ"POXX"とTonyが共演してくれてから、、もう随分日が経ちました。
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カンボジアの「ぢゃ」のほうの、ぢゃがいもです!
カンボジアからアイドルを発掘、育成するプロジェクトCSA(CambodiaStarsAcademy)の広報担当、
【カンボジア、エンタメ情報研究家】です。
カンボジア初の4K、完全オリジナルMV"POXX"、YouTubeで絶賛公開中!!
このMVでラップ部分を担当してくれた"Tony Keo".
POXXの3人が大ファンで、たまたまTonyがシェムリアップに来ていた際に出会い、
3人が営業をかけて「一緒にライブ出演」→「MV出演」
となったのは2015年になってまもなくでした。
プノンペンに引っ越してみて「Tony」の存在を聞いてみると、「名前を聞いたことがある」というのが数名。
あとは「知らない」。というカンボジア人ばかり・・・。
「カンボジア人とカナダ人のハーフ」というトニー。
オリジナルソングをひとつ持っています。
※ここでオリジナルソングとは「作詞作曲から自分たちですべて手がけた歌」とします。
曲紹介の欄の一番上に「Original melody and lyrics by Tony Keo」
とでで~んと書かれてます。
以前の記事
カンボジアの音楽事情。ほぉ、かの国をパクるとは・・・
でも書きましたが、
この国には「コピーされた曲」が多いこと多いこと。
プノンペンにきて、多くのカンボジア人にインタビューもしてきたのですが
その「コピーされた曲があたりまえに歌われる現実」をよく思っていない人が多くいることもわかりました。
Tonyもその1人のようです。
つい先日6月11日に「Taylor Swift」のBlank Space、クメール語ヴァージョンを発表したTony.
YouTubeで13,000回、FBで204,000回以上が再生されています。
ちなみに"POXX"もFBでは84,000回以上再生。カンボジア人はFB動画のほうがみられる傾向にある?!
このBlank Spaceクメール語Ver.ですが、FBにアップ後多くシェアされたようです。
それに対し、Tonyはこのようなことばを残しています。
ដោយមានប្រីយមិត្តយើងខ្លះក្បាលរឹង មិនព្រមយល់និយមន័យរបស់ពាក្យ COPY នឹង COVER ខ្ញុំសូមពន្យល់ជា ថ្មី ម្តង ទៀតឣោយបានច្បាស់។
COPY (ចម្លង) : គឺយកបទភ្លេងចំរៀងរបស់គេមកកែប្រែច្រៀង ដោយមិនបានប្រាប់ប្រភពដើម ហើយដាក់ជាកម្មសិទ្ធិរបស់ខ្លួន។ ទង្វើនេះ ខុសនឹងសីលធម៌សិល្បៈ ខុសនឹងច្បាប់កម្មសិទ្ធិបញ្ញាទៀតផង។
COVER : គឺយកបទចំរៀងល្បីៗដែលយើងចូលចិត្តមកច្រៀងសារជាថ្មីដោយឣាចកែប្រែបន្តិចបន្តួចតាមលំនាំយើង តែបង្ហាញ ប្រភពដើមទាំងឣស់។ បទល្បីៗក្នុងពិភពលោក តែងតែមានគេយកមក cover ដោយមិនខុសនឹងសីលធម៌ឬច្បាប់ឡើយ ហើយឣាចពិរោះឬឣ្នកស្តាប់ចូលចិត្តជាងចំរៀងដើមទៅទៀត៕
Cover = sing a popular song for fun and for free.
Copy = steal a song, translate in Khmer and sell for money.
Yap mong ! Ort jong rous lol !
知人のカンボジア人に略してもらったところ
「ぼくの曲を「コピー曲」としてシェアしてくれている人がたくさんいるけど、「コピー」じゃなくて「カバー曲」だ。
「カバー曲」は有名な曲を"無料"で提供している。「コピー曲」は歌を盗み、カンボジア語にしてお金を稼いでいる!!」
・・このようなニュアンスで書かれているようです。
カンボジアの音楽の現状は・・・ここなんです。
「カバー曲だからお金はもらっていない」というトニーはカンボジアの音楽番組に多数出演している様子もFBにアップしています。
果たしてこういった番組出演料も「FREE」なのか、それともここでお金をもらっているのか。
そこまではわかりませんが,「数少ないオリジナルソングをもつ歌手」のトニーも「Coverソング」作成に注力せざるを得ない。
カンボジアの「音楽事情」が垣間見えた気がします。
「コピー曲」
でもなく「カバー曲」でもなく。
「メロディーもリリックもオリジナル」。
そんな習慣が広がり、「オリジナル曲を世に出したい」カンボジア人が広く世間に曲を知ってもらえるように。
CSAも活動を継続いたします。
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